アガルートのデジタルブックの使い勝手についてレビューします

アガルートデジタルブックレビュー

アガルート司法試験・予備試験の一部の講座 では追加料金なしで講義テキストのデジタルブック(電子書籍みたいなもの)を利用することができます。

アガルートの講座が気になっているけれど、使い勝手とかどうなんだろう?と気になっている方の参考になると思い、デジタルブックについてまとめてみました。

デジタルブック対応講座

私が申し込んだ2022年合格目標の予備試験1年合格カリキュラム(現在は予備試験最短合格カリキュラム という名称)でデジタルブックに対応しているのは、以下の講座でした。

1年合格カリキュラムには他の講座も含まれているので、もしかしたら少ないと感じるかもしれません。しかし、よく使うのは総合講義テキスト、論証集、重要問題習得講座の3つなんで、これらが外出先でチェックできればあまり不便に感じないと思います。

今後、対応講座が増えるといいですね。

使い方

アガルートの講座を申し込むとマイページが作成されます。

マイページから動画視聴ページに飛ぶことができ、動画視聴ページの中にデジタルブック本棚のリンクがあります。デジタルブック本棚からデジタルブックを開くことができます。

専用アプリなどはなく、ブラウザ(iPadのChrome、Safariでは問題なく動作確認できました)で使用します。

デジタルブック本棚

デジタルブック本棚は本棚表示、リスト表示ができます。

どちらも見やすいです。

目次等ですぐに見たいページが開ける

デジタルブックでも目次を確認することができます。

目次をタップすれば該当ページまで飛ぶことができます。

講義のチャプターにも対応しています。

ページのサムネイル表示もできます。

これらの機能を使えば、見たいページにすぐに辿り着くことができます。

ページ数があらかじめわかっている場合は、画面上部にあるページ数入力ボックス?でページ数を指定して開くこともできます。

ふせんが貼れる

デジタルブックにはふせんの機能がついています。

色を変更できる他、貼る位置を左上、右上、左下、右下から選べます。

付箋を貼っておけば、ふせん一覧からふせんを貼ったページに飛ぶことができます。

検索機能が優秀

検索することも可能です。画面左上の検索ボックスに検索したいキーワードを入力し、虫眼鏡マークをタップすると検索できます。

この検索機能はだいぶ優秀です。テキスト内の文字をきちんと拾って一覧を表示してくれるのはもちろんのこと、一覧をタップすれば該当ページを表示してくれます。さらに、検索ワードをハイライトしてくれるので、ページのどこに検索ワードが書いてあるのかすぐわかります。

書き込みができる

書き込みの機能もあります。

ペン、ハイライター、消しゴムが使えます。ペン、ハイライターは太さと色を変更することができます。iPadで利用する場合は、Apple Pencilで書き込みができます。指で書き込みも可能です。

非常に便利な機能なのですが、残念ながらこの書き込み機能は安定していません。書き込んだ後、一度デジタルブックを閉じ、再度開くと書き込みが消えていたり、位置がずれていたりします。

この不具合はブラウザの問題かと思い、ChromeとSafariで試しましたが、どちらでも安定しませんでした。

書き込みの機能は現状ではオマケくらいに考えておいた方が無難ですね。

まとめ

アガルートのデジタルブックは以下の4講座で使えます。

書き込み機能は微妙ですが、スマホやタブレットのブラウザアプリのみでデジタルブックを開くことができ、外出先でテキストや論証集が確認できるのは非常に便利です。

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